面接はあなたが転職を希望する企業に採用されるかどうかの最終関門であり、またあなたのキャリアを直接的に企業に対してアピールすることができる絶好の機会の場でもあります。
面接をあなたのペースに引き込む
人材の採用にあたっては企業側も面接を大変重視していることは言うまでもありませんが、実際にはお互いに限られた時間の中であなた自身のことや、あなた自身にとっては企業のことを十分に理解しあうのは、ある意味では至難の技でもあります。
本来ならば、企業側も時間をかけてあなたについて人物評価をするべきなのですが、企業の会社的都合などでそうもいかないのが現状です。
そこで、この限られた時間内でいかにあなたの人物像やキャリアを十分に伝えることができるのか、あるいは理解してもらえるのかが勝負のポイントとなるわけです。つまり、面接の流れをあなたのペースに引き込むということを最優先の課題として真剣に考え、その対策を立てて臨まなければなりません。
面接にはアドバイスも必要!?
面接について経験の浅い方は、経験者にアドバイスをしてもらうことも良い方法ですが、なかなか周りに面接の経験を積んだ方というのもいないと思われます。
そこで、人材紹介会社(人材エージェント)に登録をおこない、その紹介会社の専門家である転職コンサルタントに具体的なアドバイスをしてもらうことも一つの方法です。
また面接でいちばん大切なことは、面接の中身であり、その内容です。
もちろん、面接の内容はこれまであなたが考え抜いて作成し提出した履歴書や職務経歴書などに基づいた、あなたのこれまでのキャリアの確認ともいえる数々の質問がなされることが予想されます。
面接で想定される質問に対する準備は十分に
面接時に想定される内容については面接での想定回答などについての書籍を参考に、想定される質問へ回答する準備は事前に必ずしておくことがひじょうに大切です。
よく頭の中だけで面接のシュミレーションをおこなう方も多く、それだけで十分であると思われがちです。もちろん何度も面接を受けた経験があって、ある程度自信も度胸もついているからそれで十分といわれることも理解できますが、そうでない方や初めて面接に臨まれる方、あるいは前述のように何度も面接を受けた経験のある方でも、次回はできれば、面接の場を想定して何度もシュミレーションをおこなわれることをおすすめします。
シュミレーションをおこなう際のポイントは、まず紙に要点を書き出し、それを口に出して練習することですが、この方法は以外にも効果は抜群です。
それは実際の面接の場において、声がよく通ってしっかりとした回答ができた方はこのようなシュミレーションをおこなってきたことをよく成功体験談として語っておられることからもわかります。
これは間違いなく成功の秘訣であると言えますので、ぜひとも実行に移してください。
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