履歴書や職務経歴書と並び、採用企業に提出する書類のひとつに添え状がありますが、添え状についての意義やメリットについてご説明いたしましょう。

添え状の取り扱いはさまざま

添え状というのは応募企業や採用担当者によりまったくその取扱いが異なるもので、実際には添え状が軽視されることがあったり、時にはほとんど無視されてしまうことも多いと思われます。

履歴書や職務経歴書と比べると軽視されがちなのが添え状だということになってしまいそうですが、軽視されがちだからといって、もし添え状の提出をお考えであるのであれば、あなた自身も決していい加減に扱ってはいけません。
これから述べるような場合により添え状が思わぬ効果を発揮することもあるからです。

添え状の意義について

ここではまず、添え状の意義についてまとめておきましょう。
転職歴の多い方、あるいは最終学校を卒業後直ぐに就職しなかった方、それに転職と転職の間の期間が長く、半年から1年以上もある方については履歴書や職務経歴書を作成する場合など、そのまま書類だけでは応募先企業の書類選考の際に当然、そのことが問題視されてしまい、見送りとなってしまう可能性が高くなってしまいます。

このようにあなたにとって不利と思われる状況をどのようにして回避するのか、つまり企業側にあなたの真意や理由を明確に知らせることができるのであれば、それだけで千載一遇のチャンスを失う危険性を避けることができるわけで、言うまでもありませんが、このことが添え状の意義ということになるのです。

添え状はあなたのキャリアを正当に評価してもらうための手段

添え状は履歴書や職務経歴書に記載することができないような事柄や理由を明確に企業の採用担当者に知らせる事により、あなた自身のキャリアを正当に評価してもらうため、つまり自己ＰＲのための最良の手段であるといえるのです。
履歴書や職務経歴書の記載内容に多少不安が残る方についてはこの添え状をぜひ作成することをおすすめいたします。
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